Newcastleで記事にしたかった写真を上げ終わったので、ようやくCambridgeです。
もうこっちに来てからだいぶ経ってますが、Newcastleが終わってからしか記事にしたくなかった。
このあたり、A型なんです。中途半端に。
写真はアザミの花。
たしかScotlandの国花だったような・・・。
日本ではあまり見ない気がするけどなんでだろう?
これは滞在中のSt. Catharine's Collegeの庭に咲いていたもので、紫がきれいだったので撮ってみた。
Cambridgeに来たら、人々の話してる英語が格段にわかりやすくなりました。
それでも「・・・ん?」ってなってるけど、やっぱりNewcastleで「わからーーーん!」って思ってたのは、彼らが東北訛りだったからなのね。
よかった~。
ひそかにこのままイギリス英語ちんぷんかんぷんなまま帰ることになったら、せっかくアメリカでほのかに芽生えた自信が・・・と思っていたので、ちょっとほっとしました。
この建物はUniversity of Cambridgeの図書館。
各CollegeやDepartmentにも図書館はあるけれど、メインはここ。
この図書館は、日本で言う国会図書館の役割も担っていて、イギリスで出版された本は、こことOxfordの図書館とその他3つの図書館(どこなのか調べるのが面倒だった・・・)とに分けて収蔵されることになっているのだそう。
何人かCambridgeで働く人に会わせてもらったけど、みんな“世界のトップであるケンブリッジ大学”で働いていることに非常に誇りを持ってる。
うちの大学が結んでいる協定の中には、「こんだけお金出してこれだけしかメリットないん?!」って言いたくなるようなものがあって、京都にいる時は私も不満タラタラだったけど、なんだかこっちに来てわかったような気がします。
悔しいけど、世界レベルで見たらうちの大学ははるかに格下の大学だし、それでなくてもここは世界のトップ。
みんなが来たいところ、みんなが関係を持ちたがってるところなんだよね。
だから、それこそ訪れたい研究者や学生なんて掃いて捨てるほどいると思う。
そこにうち用に枠を確保してもらえるっていうのは、それだけでありがたく思えというのもわかる気がしてしまった。
あとは、気分の問題かもしれないけれど、この街全体が持つアカデミックな雰囲気に浸ってると、学生でも研究者でもない私でさえちょっと身が引き締まる思いがします。
だからここに滞在して思いっきり自分の研究のことを考えたりするのは、学問を生業としてる人(またはしようとしてる人)にとってはやっぱり最高の経験なんじゃないだろうか。
そんだけ成果あげて帰って来いよ、と、意地悪いことも思うけどね。
ま、そんなことは口が裂けても(面と向かっては)言えませんが・・・。