2008年8月31日日曜日

Hong Kong

旅もいよいよ大詰め(?)。
最終目的地の香港に着きました。
久しぶりに湿度の高いところに来たので体がベタベタします・・・。

ロンドンからCathay Pacificで約11時間のフライト。
American Airlinesでひどいめにあってから、マイブランケットを持ち込むようにしてるのですが、その後に乗ったBritish AirwaysもCathay Pacificもどちらもサービスは問題なく、快適なフライトでした。
(でもマイブランケット使ったけどね・・・せっかく買ったし)

今日は日曜日だったので、街をふらふらしてきました。
昨日の夜、ごはんを食べそこねて寝てしまい、今朝も何も食べずにでかけたので、空腹でふらふら。
どこか知ってるお店は・・・ということで、映月楼へひとり飲茶しに行きました。
去年、バリ帰りのトランジット1泊で遊びまくった時に行ったお店です。
あまりにおなかがすきすぎて、とりあえずつるっとしたものを・・・ということでマンゴープリンを食べました。
あと蒸しモノの点心を2つ。
勢いで頼んでしまった兎の形の点心は、マシュマロでできていて甘すぎて食べれなかった・・・。
なんとか元気になったので、尖沙咀から中環までフェリーに乗って移動してみたりしました。

しかしやっぱりひとりでうろうろしても盛り上がりに欠けます。
中環の後は、偵察を兼ねて大学の近くで栄えてる沙田の駅近くをうろうろしてから帰りました。
帰りに乗ったタクシーのおっちゃんが道を知らなくて困った・・・。
「覚えてない?覚えてない?」ってめっちゃ聞かれたけど、道覚えてたらタクシー乗らんわ!って思った。
無事着いたからいいけどさ・・・。
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2008年8月28日木曜日

As You Like It

ケンブリッジ最終日です。
学生さんが来てからはほんとにあっという間だった~。
授業もたくさん見学させてもらったし、TAによるケンブリッジツアーにもついていったし。
学生さんともいろいろ話しました。
頼りないな~、という印象の子も多かったけど、まったく英語を話そうとしなかった子がTAに話しかけるようになったりもしてるので、まあきっとなんとかなるでしょう。

今夜は、学生さんたちはTAに連れられてボウリングへ。
私は参加せず、シェイクスピアを観に行って来ました。
ケンブリッジでは、夏の間"Cambridge Shakespeare Festival"というのをやっていて、7月初旬から9月中旬くらいまで、ほぼ毎日どこかでシェイクスピアの戯曲が演じられてるみたい。
それも、各Collegeの庭にあるオープンエアのステージで。
オープンエア好きの血が騒ぎ、観に行くことにしたのです。

今やってるのは"As You Like It", "Love's Labour's Lost", "The Taming of the Shrew", "Othello"の4つ。
喜劇だったらまだなんとなくわかるかな?と思って"As You Like It"にしてみましたが、結局さっぱりわからんかった・・・。
でも、ぼんやり見てても楽しかったです。

写真は幕間に撮ったもの。
この人、今日の昼間に私にパンフレットをくれた人でした。
どの作品に出てるか聞いたわけじゃないのに偶然だ~。
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2008年8月26日火曜日

Students

日曜日に学生さんが到着したので、今週はとってもにぎやかです。
泊まってる部屋の近くで遭遇したおじさんに、「あの中国人の団体は学生?」と聞かれてしまいました。
中国人じゃないよー、日本人だよー、と言っておいた。
私は欧米ではよく中国人だと思われる顔らしいのですが、団体まるごと中国人に見られたのはちょっと衝撃だった。
なんでそう思うに至ったんだろう?

さて、通常短期の語学研修にスタッフは同行しないわけですが、今回たまたまここにいるので何かと困ったことがあれば言ってきてもらうことができます。
本当は自力で解決するという経験を積んでほしいんだけど、こちらとしても何に困るのかがわかると言う面ではいい経験かなと思いながら対応してました。

でも、昨日はまいった・・・。
ぐっすり就寝中にドアをノックされまくり、寝起きでぼーっとしたまま学生さんの前に出るはめに・・・。
あぁ・・・。
結局言いたかったことは「シャワーのお湯の温度調整ができなくなっちゃった!」ってことだったんですが、それって夜中に人をたたき起こして伝えるべきことなのか、オイ(微怒)・・・と思ってしまいました。
頭の働きも10%くらいだったのでうまい対応策も思いつかず、とりあえず今日は他の棟のシャワーを借りてね、と言って帰しましたが、変に目覚めたおかげでその後しばらく眠れず・・・。

古い建物なのでしょうがない面もあるだろうけど、かといってまったくお風呂に入れない状態なのも困りものなので、ちょっと相談してみることにします。
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2008年8月23日土曜日

University of Cambridge

Newcastleで記事にしたかった写真を上げ終わったので、ようやくCambridgeです。
もうこっちに来てからだいぶ経ってますが、Newcastleが終わってからしか記事にしたくなかった。
このあたり、A型なんです。中途半端に。

写真はアザミの花。
たしかScotlandの国花だったような・・・。
日本ではあまり見ない気がするけどなんでだろう?
これは滞在中のSt. Catharine's Collegeの庭に咲いていたもので、紫がきれいだったので撮ってみた。

Cambridgeに来たら、人々の話してる英語が格段にわかりやすくなりました。
それでも「・・・ん?」ってなってるけど、やっぱりNewcastleで「わからーーーん!」って思ってたのは、彼らが東北訛りだったからなのね。
よかった~。
ひそかにこのままイギリス英語ちんぷんかんぷんなまま帰ることになったら、せっかくアメリカでほのかに芽生えた自信が・・・と思っていたので、ちょっとほっとしました。

この建物はUniversity of Cambridgeの図書館。
各CollegeやDepartmentにも図書館はあるけれど、メインはここ。
この図書館は、日本で言う国会図書館の役割も担っていて、イギリスで出版された本は、こことOxfordの図書館とその他3つの図書館(どこなのか調べるのが面倒だった・・・)とに分けて収蔵されることになっているのだそう。

何人かCambridgeで働く人に会わせてもらったけど、みんな“世界のトップであるケンブリッジ大学”で働いていることに非常に誇りを持ってる。
うちの大学が結んでいる協定の中には、「こんだけお金出してこれだけしかメリットないん?!」って言いたくなるようなものがあって、京都にいる時は私も不満タラタラだったけど、なんだかこっちに来てわかったような気がします。
悔しいけど、世界レベルで見たらうちの大学ははるかに格下の大学だし、それでなくてもここは世界のトップ。
みんなが来たいところ、みんなが関係を持ちたがってるところなんだよね。
だから、それこそ訪れたい研究者や学生なんて掃いて捨てるほどいると思う。
そこにうち用に枠を確保してもらえるっていうのは、それだけでありがたく思えというのもわかる気がしてしまった。

あとは、気分の問題かもしれないけれど、この街全体が持つアカデミックな雰囲気に浸ってると、学生でも研究者でもない私でさえちょっと身が引き締まる思いがします。
だからここに滞在して思いっきり自分の研究のことを考えたりするのは、学問を生業としてる人(またはしようとしてる人)にとってはやっぱり最高の経験なんじゃないだろうか。
そんだけ成果あげて帰って来いよ、と、意地悪いことも思うけどね。
ま、そんなことは口が裂けても(面と向かっては)言えませんが・・・。
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Bridges

Newcastleには特徴的な橋がいくつもかかっています。
地名にupon Tyne(タイン川の上の)ってつくくらいなので、橋が必須なんですね。
この写真は、私が住んでいた頃にはなかったもの。
Millenium Bridgeです。
England北部のニュースは、このMillenium Bridgeを背景に放送されてます。
人のまぶたみたいなデザインになっていて、瞳を閉じるように橋があがるらしい。
歩いて渡れるので、Gateshead側からNewcastle側へ渡ってみました。

これはTyne Bridge。
こっちは昔からあります。
造られた当時は世界最長のアーチ型の橋だったんだそう。
昔はニューカッスルといえばこの橋だったけど、最近はMillenium Bridgeにとってかわられてしまって、なんだかちょっと寂しそう。

Newcastle側の川沿いはとてもきれいで、お散歩にもってこいな感じでした。
残念なことに、私が歩いた日は小雨の降るどんよりしたお天気・・・。
ということで、あんまり散歩を満喫もできなかったけど、懐かしさにひたるには十分でした。
足が痛くてCastle Keepまでのぼらなかったけど、行っとけばよかったかな~?

しつこく続いたNewcastleの記事もようやく終了です。
もうとっくにCambridgeに来てるのに・・・。
明日は学生さんが到着するので、Heathlowまで迎えに行くことになってます。
寒さをがまんしてまともっぽい服を着ていくか、暖かさ重視で「ほんまに職員?」といわれそうなカジュアル服を着ていくか・・・悩みどころ。
(誰も気にしないであろうことは明白ですが)
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2008年8月22日金曜日

BALTIC

私たちがNewcastleにいたときにはなかったものも、たくさんできてました。
そのひとつがTyne川沿いのGateshead側にある現代美術館、BALTICです。

どうもTyne川沿いのエリアをかなり整備したみたいで、周辺にはMillenium BridgeやThe Sage - Gatesheadなど新しい観光スポットがたくさんできてました。
こういう建物ができる前は何もなかったのでは?と思うような場所なんだけど、なんだかいまやちょっとしたおしゃれスポットにすらなりつつあるみたい。


BALTICでは、奈良美智ともう1人日本人アーティストの作品が展示されてました。
展示だけじゃなくてミュージアムショップの品揃えからも日本を感じたので(日本語の美術書なんかも取り扱ってた)、日本がブームなのか、日本人もしくは日本にかかわりの深い人がキュレーターなのかのどっちかなんだと思う。
入場料は無料で、子供向けのワークショップなんかもたくさん開催してるみたい。
自由に使える図書館やPCスペースもあります。
金沢21世紀美術館みたいな、市民を巻き込もうとする勢いを感じました。

Millenium Bridgeから撮ったBALTICの写真。
壁面のデザインが奈良美智!
これって奈良美智の展示が終わってもずっとそのままなのかな??
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2008年8月21日木曜日

Gosforth High School

イギリスにいたときに通ってた高校です。

13年ぶりに行ったらすっごくきれいになってた!
新しい建物もできて、別の高校みたいでした。
休日だったし、奥に入るのはためらわれたので入り口のところまでしか行かなかったけど、とっても懐かしかったです。
まったく英語もわからないのによく通ったよ、と今でも思います。
というかよく通わせたよね、うちの両親も・・・。

駅から学校も、今歩くとめっちゃ近いんだけど、あの頃はそんなに近いと思ってなかった気がする。
残念ながら、めっちゃ楽しかった~!っていう思い出はないんだけど、それでも今見るとすごく懐かしいし、いい経験したなぁ。
相手が何を言おうとしてるのかを読み取る方法とか、言葉がわかんなかった状態でここで生活してきたからこそ身についたのかもしれないし、まがりなりにも英語のリスニング力は身についたし。

それにしても、今思えば柔軟な学校だったなあ。
私ともう1人の日本人の子のためだけに英語と数学は特別のクラスをつくってくれたりして、あの頃はありがたみなんてわかんなかったけど、今にして思うとすごく行き届いてたと思う。
Work Experienceっていうインターンシップみたいなことをする時期も、きちんと働く場所(牧場!)をセッティングしてくれてたし、あんだけ英語がわかってなかった割に学校内で途方にくれるってことがほとんどなかったような気がする。
それだけケアしてくれてたってことなんだろうな。

ひとつ疑問なのが、Gosforth Highでとった成績。
たしか成績表らしきものを持ちかえって通ってた中学に出した覚えはあるんだけど、留年せずに3年で卒業できたってことはちゃんと必要条件を満たしてたってことなのかな??
ただ通ってただけだったけど・・・。よかったんだろうか・・・。
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